土地測量に伴う官民境界と民民境界について

query_builder 2023/07/09
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今回は土地測量に伴う官民境界と民民境界について解説いたします。

官民境界(かんみんきょうかい)
官民境界は、公領域(国、都道府県、市町村等)と私的な領域の間の境界を指します。具体的には道路等の行政機関や政府が管轄する領域と、一般市民や法人が所有している土地との境界になります。
例えば、公共の道路や公園、政府の建物などは官的な領域であり、私人の土地や建物は私的な領域です。
官民境界の位置は法律や規制によって制定され、公共の利益や個人の権利の保護を目的としています。

この境界を越える場合、異なる法の規制や義務が適用されることがあります。道路を通行する場合は交通法規に従う必要がありますが、私人の土地に立ち入る場合は所有者の許可が必要となる場合があります。

民民境界(みんみんきょうかい)
民民境界は、民間の当事者の間での境界を指します。隣地境界線やフェンスや草木の越境問題、土地の使用や利益の制限などが民民境界の範囲に含まれます。
民民境界に越境があった場合の解決は、当事者間の合意や法的な手続きが行われることがあります。当事者は土地の測量、専門家の意見の取得、契約の解釈など境界の位置や権利を明確にしようとし、もし解決ができない場合、民民境界の問題は裁判によって解決される場合もあります。

官民境界と民民境界は、それぞれ異なる概念であり、関連する法の規制や問題も異なります。境界に関する具体的な問題や紛争の解決には、専門の法律や土地家屋調査士等の専門的な意見を求めることが重要です。

代表取締役 鈴木 世輝
埼玉不動産売却査定相談室/セリマザイタク(カ

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