固定資産税評価額と路線価について

query_builder 2023/07/11
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固定資産税評価額と路線価は、不動産に関連する評価の指標ですが、異なる目的や計算方法に基づいて使用されます。

固定資産税評価額は、土地や建物などの不動産資産に対して固定資産税を課税するための評価基準として使用されます。固定資産税評価額は、国が算定する地価公示価格の70%ほどが金額の出し方の目安となります。

一方、路線価とは土地の価値を評価するための指標であり、土地の売買や相続税評価などに使用されます。地価公示価格や売買の実例価額、そして不動産鑑定士などの専門家による鑑定評価価額、精通者の意見価格などをもとに決まります。路線価は、主に交通路線に沿った土地の価値を基準としています。

固定資産税評価額と路線価の違いは、主に以下の点にあります。

1. 目的
固定資産税評価額は、不動産に対する税金や売買する場合は土地建物の価格按分比率の基準として使用されます。路線価は、土地の売却査定や相続税評価などの目的で使用されます。

2. 評価方法
固定資産税評価額は、各市町村の税務署が不動産を評価する際に様々な要素を考慮して算出されます。 路線価は、国土交通省が指定する交通路線に隣接する地点ごとに平均的な価格を算出する方法で求められます。

3. 発表・更新
固定資産税評価額は、市町村ごとに年に一度、税務署から通知されます。路線価は、国土交通省が毎年公表し、地価公示として一般に公開されます。

固定資産税評価額と路線価は、不動産の評価や譲渡に関わる重要な指標ですが、それぞれの目的や計算方法を理解することが重要です。 具体的な評価額や路線価は、地域や年度により違うため、最新の情報を確認する際には、市町村の税務署や国土交通省の公式情報を参照することを推奨します。

代表取締役 鈴木 世輝
埼玉不動産売却査定相談室/セリマザイタク(カ

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