土地の液状化現象とは?原因と対策をわかりやすく解説

query_builder 2023/07/24
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今回は、液状化現象(えじょうかげんしょう)について解説いたします。

液状化現象とは、地震が発生して地盤に強い衝撃を受けると、今まで互いに接して支えあっていた土の粒子がバラバラになり、地盤全体がドロドロの液体のような状態になる現象のことをいいます。これは主に砂や砂利、または粘土が含まれる地層に見られる現象です。

液状化現象が発生する主なメカニズムは以下のようになります。

1. 土粒子の再配列
地震による振動の影響で土砂中の粒子が再配列され、密度が変化します。これにより土砂中の隙間が拡大し、水の浸透性が増すことで液状化が発生します。

2. 圧力低下
地震による振動により、土砂の中の圧力が一時的に低下します。この影響により土砂の間に空間が発生し、水が入ることが容易になります。

3. 土砂の粒子密度の低下
地震によって土砂が揺れると、土粒子同士の接触密度が一時的に失われることがあります。この状態になると地震と同時に土砂は液体のように揺らぐことになります。

液状化現象が発生すると地盤がその強度を保つことが難しくなり、建物や構造の基礎が沈降したり崩壊したりする危険性がございます。
これは地震による被害をさらに悪化させる危険性があり、液状化の危険性が高い地域では、建物の耐震設計や土地利用に十分な配慮が必要です。

地盤の特性を十分に踏まえ、リスクを正しく認識して対処することが重要です。

代表取締役 鈴木 世輝
埼玉不動産売却査定相談室/セリマザイタク(カ

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