敷地境界に置かれるブロック塀の積み方について

query_builder 2023/08/22
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今回は敷地境界に沿ってコの字型に置かれることが多い境界ブロックの積み方について解説いたします。

境界ブロックに関する用語として、
「内積み(うちづみ)」
「芯積み(しんづみ)」
「外積み(そとづみ)」
という3つの用語があります。

以下にそれぞれの用語の説明をいたします。

内積み(うちづみ)
隣地との境界杭から自分の敷地内側にブロック塀を積み立てる置き方です。この場合、ブロック塀の所有者は自分が持っていることが多く、再建築時または解体時は任意で撤去、再施工が可能となります。

芯積み(しんづみ)
隣地との境界杭を中心として、境界の真ん中にブロック塀を積み立てる置き方です。この場合は双方の同意で再建築時または解体時等に新しく施工したり、日々の維持管理を行います。ただし、ブロック塀の所有者は共同でない場合もあるため、再建築または解体時等は注意が必要となります。

外積み(そとづみ)
隣地との境界杭から見て相手方の敷地内にブロック塀が置かれている積み方です。この場合、ブロック塀の所有者は相手方にある場合が多いので、再建築または解体時に誤ってブロック塀を傷つけないよう考慮する必要があります。また、隣地が更地になったときに、隣地側のブロック塀が無くなってしまい、所有する土地を囲む塀もなくなる場合もあります。

上記のようにブロック塀の所有者や積み方にも考慮する点があるため、ブロック塀の維持管理、再建築や解体時等には正しい状況、情報を事前確認することが大切になります。

代表取締役 鈴木 世輝
埼玉不動産売却査定相談室/セリマザイタク(カ

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