不動産投資にも使える日本政策金融公庫とは？ | 埼玉県の不動産売却なら埼玉不動産売却査定相談室 | ブログ

初めての不動産投資を検討中の場合は通常の金融機関とは異なる政府系機関の日本政策金融公庫が利用しやすい融資窓口となり、日本の政府が運営している特定の金融サービスを提供する公的金融機関です。

以下に日本政策金融公庫の主な特徴について解説をいたします。

1. 中小企業支援
日本政策金融公庫は、主に中小企業の資金調達をサポートするために設立されました。中小企業向けの融資プログラムを提供し、企業が成長し、競争力を維持できるように支援します。不動産投資の場合も大家＝賃貸経営者として、事業計画を見て判断をし、設備資金や運転資金の融資をしてくれます。

2. 低利率融資
日本政策金融公庫は比較的、低利率での融資を提供し、中小企業が資金を調達しやすくするための条件を整備しています。これにより、企業が生産拡大や新規プロジェクトの実施に向けて資金を使うことができ、原則的には無担保・無保証で融資を実行してくれるため、借金に対する潜在的な不安を取り消してくれます。

3. 長期融資
日本政策金融公庫は、中小企業向けに長期融資を提供することができます。これにより、企業は長期的な計画を立てやすくなり、設備の更新や新規事業の展開に利用できます。

4. 他金融機関に対する信用
日本政策金融公庫から融資承認を得ることで、他の金融機関も足並みをそろえるように融資に前向きになってくれる傾向があります。日本政策金融公庫からの融資承認が一定の信用となり、起業したてであっても、他金融機関から融資を受けれる可能性が広がります。

5. 地域社会への貢献
日本政策金融公庫は、地域社会への貢献を重視しており、地域経済の発展を支援する役割を担っています。特に地方の中小企業にとって重要な存在です。地域の信用金庫等と共同で融資を行ってくれたりするため、まずは日本政策金融公庫に案件を持ち込むことが社会的な信用を得るためにも大切になります。

6. 政府保証
日本政策金融公庫は、日本政府の管理下にあり、その融資には政府の保証が付いています。 これにより、金融市場での見通しがよく、中小企業のための資金調達がしやすくなりますます。

日本公庫は、「一般の金融機関が行う金融を補完すること」を旨としつつ、国の中小企業・小規模事業者政策や農林漁業政策に基づき、法律や予算で決められた範囲で金融機能を発揮している政策金融機関です。

日本国内の経済発展と中小企業の成長を支える重要な金融機関の一つであり、公庫は国益のために設立されたため、公庫自体の利益よりも中小企業や個人など、国民の経済的な課題の解決が優先されます。

代表取締役 鈴木 世輝
埼玉不動産売却査定相談室/セリマザイタク（カ