不動産売却時に役立つ!買い替え特約の条文と具体例

query_builder 2024/04/25
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不動産売却時の買い替え特約は、売主が売却した物件の代わりに同等の物件を一定期間内に購入することを条件とする契約の特約内容です。

今回は一般的な例文としての文書を解説いたします。

1.買い替え期間と条件
買い替え特約には、売却後の何日以内に代替物件を購入しなければならないかという期間が含まれます。一般的には、30日から90日程度の期間が設定されますが、条件によって異なります。

例文 :「売主は、本契約の土地建物(以下「売却物件」という。)の売却代金をもって買い替えを行うため、売買契約を締結するものとする。そのため、売主は、○年○月○日までに買替物件を購入する契約が締結できなかったとき、または買替物件の引き渡しが困難と見込まれるときには、売却物件の所有権移転の時期までであればこの契約を解除できるものとする。」

2.買い替え物件の見つからない場合
売主が買い替え期間内に新しい物件を見つけられない場合、特定の条件下で売却するという債務責任を免除されることがあります。
この場合、買主は物件を購入する義務を免除となり、売主は物件を引き渡す義務が免除となります。その際、買主は契約時に支払った金銭の返還を受け取ることができます。

例文 :「本契約が解除された場合、売主は受領済みの金員全額無利息で買主に返還するものとする。」
「前項による契約解除の場合、第○条(手付解除)および第○条(契約違反による解除)の規定は適用されないものとする。」

これらの例文は一般的な形式です。実際の契約書では、条件や具体的な内容が異なる場合がありますので、弁護士や不動産会社に相談してから進めることが大切になります。

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